ふわふわモチモチの本場ナポリピッツァに舌鼓
PIZZERIA LOREDANA(ピッツェリアロレダーナ)本場の味を日本へ
塩屋崎町の、閑静な街並みの中に溶け込むような外観とは裏腹に、現地のピッツァ専門店を再現した店内は、まるでイタリアにいるかのような気分になります。 「PIZZERIA LOREDANA」は本場イタリアのナポリピッツァを楽しめるお店です。 代表は、調理師専門学校を卒業した後、関西の飲食店で10年働くなかイタリアにも渡航し、イタリア料理を中心に修業を積みました。帰高後はピッツァレストランで働き、そこからピッツァの魅力に取りつかれ、本場のナポリピッツァが食べられる専門店として2019年4月、「PIZZERIA LOREDANA」をオープンしました。
イタリアのピッツェリアを再現した内装
「ピザ」ではない「ピッツァ」を提供する店
日本では宅配ピザを筆頭に、たくさんの具材がトッピングされた硬い生地のピザが一般的です。これはイタリアのピッツァがアメリカに伝わり、欧米人の好みに改良されたもので、たくさんの具材をトッピングし、切り分けることで片手でもこってりとした料理が味わえるものとして発展してきました。 一方、「ナポリピッツァ」は、トッピング自体はシンプルで生地をメインに楽しみます。ナポリピッツァで一番おいしい部分は、コルニチョーネと呼ばれる縁( ふち) の部分で、大きく膨らんでいることが特徴です。生地を伸ばす際、生地内の気泡を縁に集約させるため、焼きあがった後にふっくらと盛り上がった仕上がりになり、全体的にもちもちとした食感になります。アメリカンピザに馴染んだ方は硬いだけの部位と思い込み食べずに残そうとするそうです。代表は「ピッツァとピザは異なる文化で発展した別料理」であること、そして、本場のナポリピッツァの楽しみ方をお客様に伝えています。
生地のおいしさを追求して
ナポリピッツァは、長い歴史の中で培われた伝統的な作り方を守る「ピッツァトラディショナル」という考え方と、コルニチョーネの楽しみ方を追求した末に生まれた「ピッツァコンテンポラネア」という考え方に分かれています。代表は、コンテンポラネア派です。コルニチョーネの質を追求するため気泡が膨らみやすい小麦粉を採用していますが、この小麦粉は発酵時間の見極めが難しく、次の日まで生地を残しておくことができないなど、扱いづらいことが特徴です。しかし、これを用いることで縁の部分を以前より大きくでき、もちもちとした食感を際立たせています。これが好評を博し、月一回程度通っていただいていたお客様が週一で通っていただけるようになったこともあるそうです。
ピッツァのテイクアウト
現在、「PIZZERIA LOREDANA」は新型コロナウイルス感染症対策として、テイクアウトメインで営業しています。 テイクアウトの際、カットせず提供することでオイルとソースの漏れや切り口への染み込みを防いで保温性と生地のもちもち感を保つようにしています。また、ナポリピッツァは冷めても硬くなりにくくもちもち感の持続性が高いですが、お家ではぜひ温めてお召し上がりください。店内はお客様ためにソーシャルディスタンスに配慮した待合スペースも確保しているため、安心してご来店いただけます。 テイクアウトとはいえ大人数が一度に訪れてしまうとコロナ感染のリスクが高まるため、提供枚数は一日5組10枚限定です。完全予約制のため早い者勝ちとなりますが、ぜひ、本場のナポリピッツァをお試しいただきたいと思います。
会社情報
社名 | PIZZERIA LOREDANA(ピッツェリアロレダーナ) |
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住所 | 高知県高知市塩屋崎町1-6-1 |